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事務所リフォームのエアコン工事!プロが教える現地調査のチェックポイント

事務所や店舗のリフォームを検討する際、意外と後回しになりがちなのが「エアコン設備」の確認です。内装にお金をかけても、空調が効かなかったり、古い配管が原因で後からトラブルが起きたりしては元も子もありません。特にスケルトン状態から事務所を作る場合、配管の寿命や設置場所の選定にはプロの視点が不可欠です。

この記事では、実際の建築事務所リフォーム現場の調査(現調)に密着し、プロがどのような点に注意して設計を行っているかを詳しく解説します。古い配管の流用リスクから、デザイン性を損なわない露出配管の仕上げ、そして最適な馬力選定まで。この記事を読むことで、リフォーム成功の鍵を握る「空調設計」の重要ポイントが分かります。

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既存エアコン・配管の「流用」か「新設」かの判断基準

リフォーム費用を抑えるために「今あるエアコンや配管を使いたい」というご要望は多いですが、プロは年式と状態を厳しくチェックします。

配管の寿命は30〜40年が限界 今回の現場では、エアコン本体は15年程度、配管は建物が建てられた当時のままで30〜40年が経過していることが判明しました。

  • リスク: 天井を貼ってしまうと、後から配管を交換するのは非常に困難です。これからさらに10〜20年使い続けることを考えると、このタイミングで配管ごと新設するのが最も賢い選択です。
  • 見極め: 被覆材(保温材)が劣化してボロボロになっていたり、今の規格では見かけない古い形式の配管だったりする場合は、無理な流用は避けるべきです。

デザイン事務所に最適なエアコン選定とレイアウト

おしゃれな事務所空間を作るには、エアコンの機能だけでなく「見た目」や「快適な風の流れ」も計算に入れる必要があります。

1台にまとめず、あえて「分散設置」する理由 広い縦長のフロアでは、大きな馬力のエアコン1台で冷やそうとすると、場所によって温度ムラが生じやすくなります。

  • 解決策: 例えば8馬力1台ではなく、5馬力と3馬力の2台に分けて設置します。これにより、エリアごとに個別の温度調節が可能になり、片方の部屋だけ使う際の電気代節約にも繋がります。

天井スケルトン・メッシュ仕上げの工夫 天井裏を見せるデザインの場合、配管が「だらん」と垂れ下がっていると台無しです。

  • 施工のこだわり: 配管を直線的に美しく配置し、天井の色に合わせてエアコン本体や配管を塗装(黒塗りなど)することで、空間との一体感を出します。ただし、配管は熱で伸び縮みするため、塗装が剥がれないようテープ巻きなどの工夫が必要です。

現地調査でしか分からない「梁(はり)」や「照明」との干渉

図面上では完璧に見えても、実際に現場を見るとエアコンが設置できないケースがあります。

構造物による制約の確認 天井裏には建物を支える「梁」や「ブレス(補強材)」が通っています。

  • 現調のポイント: 設置予定位置にこれらが干渉しないか、実際に脚立に登って確認します。もし梁に当たってしまう場合は、照明の位置とのバランスを再調整し、最適な場所へ変更を提案します。

水漏れを防ぐ「ドレン勾配」の再構築 古い配管を一部流用する場合でも、ドレン配管(排水管)の勾配が取れていない、あるいは保温材が巻かれていない箇所があれば、必ず修正します。ここを怠ると、夏場に結露した水が天井から漏れてくる原因になります。


まとめ

事務所リフォームにおける業務用エアコンの工事は、目に見えない部分への投資こそが、将来の安心とコスト削減に繋がります。

リフォーム時の空調チェックリスト

  • 配管の年数: 20〜30年以上経過しているなら、天井を貼る前に一新しましょう。
  • 個別空調の検討: 広いフロアは馬力を分けて分散設置し、温度ムラを防ぎましょう。
  • 現調の重要性: 梁や照明との干渉、ドレンの勾配は必ず現場でプロに確認してもらいましょう。
  • 複数社への相談: 金額だけでなく、自社のデザインや用途に合わせた「提案力」のある業者を選びましょう。

信頼できる専門業者をパートナーに選び、リフォーム後も長く快適に働ける事務所空間を実現しましょう。

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